前立腺全摘出手術後四日目の近況

処方・処置

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術後4日目

昨晩22時の就寝時間に寝て、途中目覚める事なく6時間の熟睡。

午前6時までグッスリ寝てしまいました。

久しぶりに良く寝たーって感じでの目覚めでした。

チューブが少なくなり、痛みも和らぎベッドの上での生活も楽になってきました。

手術支援ロボット「ダビンチ」用に開けた穴の多くは平常状態に戻りつつあります。

一番大きいカメラ用の穴以外の5つは我慢する必要がない程度まで痛みが低下しました。
傷口が小さい事も功を奏してか、個人差はあるとしても回復が早く、痛みは軽いと言えます。

ただおへその上のカメラ挿入用の穴は未だ痛みが強いです。

会陰部に違和感が・・

昨日パソコンで作業する時ベッドに腰掛けて操作していた時に違和感を感じました。

ちょうどベッドのマットが身体の線に副って曲線を描く時、臀部の谷間になる部分

肛門と陰茎の中間点「股間の会陰部」が圧迫されると軽い圧迫感と痛みを感じました。 

この部分の内側、つまり体内側は「元」前立腺が位置していた場所に相当すると思います。

以前に行った生体検査後の注意点として

しばらくは「会陰部を強く圧迫くしない」ように指示があった事を思い出しました。

平たく言うと「自転車のサドルなどで股間をグリグリするなっ!」という事になります。

その場所は前立腺全摘出手術の該当場所「そのもの」という事ですね。

手術後4日目、前立腺切除に伴う傷などで未だ腫れなどが引いていないのかもしれませんね。

肛門をきゅっと締め付ける様に力を入れると「その会陰部が固くなり」、力が入っている感を感じます。
この辺全体のインナーマッスルが肛門括約筋も含めて「骨盤底筋」と呼ばれます。

今週は新たなステージに突入です

今日は特にイベントは予定されてなく傷口回復の静養の時間とします。

日中の検温時に導尿カテーテルを取り外しとその後の説明がありました。

火曜日には尿道を直結した吻合部分の状況を確認します。

膀胱に造影剤を入れてレントゲン撮影を行います。

吻合部から造影剤の漏れが無いか確認します。

漏れがなければ導尿カテーテルの抜去です。

導尿カテーテルが無くなりスッキリしますが、「ここから第二ステージ」の始まりです。

尿漏れ・尿失禁が有るや?無きや?

導尿カテーテルを抜去するタイミングでは「誰でも」発生するみたいです。

尿漏れが発生する前提で看護師さんが尿取りパッドのお話をしてくれました。

カテーテル抜去後に直ぐに使用する尿取りパッドも預かり、使用法を説明されました。

尿意の有無、排尿量の計測方法、失禁量の測定方法と記録のしかたを記録用紙を使用して教わりました

尿取りパッドは漏れ量など色々な条件に適応出来る様、多くの種類が発売されているとお話しされていました。

人間の身体は良く出来ていると思います

しかし人間の身体の適応力には驚かされます。

今回の手術時から導尿カテーテルが挿入されています。

麻酔から覚めた当初はカテーテルが通っている事に違和感がありました。

しかし「ふと」今日気づいてみるとカテーテルの存在を全く感じていません。

カテーテルが抜けたのではないかと不安になりガサゴソと確認すると「チャンと」そこに有ります。

恐らく脳が学習して慢性的に感じていた「余分な違和感」を感じなくさせたなったのかと勝手に思いました。

おわりに

明後日から新しい段階に突入します。

今までは病巣を取り除き、前立腺がんの拡大の停止や抑止することが目的で対処してきました。

これからは存在すべき臓器が欠如した今「いかに平常の生活を戻せるか?」への戦いになります。

現時点では「再発」の懸念は払拭できませんが、まずは尿漏れを克服し平常の生活に戻れる事を目指します。

8.リハビリテーション

出典:「国立がん研究センターがん情報サービス」

そして・・・・・新型コロナウイルスが沈静化したら旅行に行きます。

長文になりましたが今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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