前立腺がんの化学治療法について学習しました
こんにちは。 なすB-のガンバル日記にお越しいただきありがとうございます。
なすB-の前立腺がん治療法について検討した内容の第四弾を投稿します。
はじめに
前回の投稿で薬物療法の一つである内分泌治療法について情報収集してまとめました。
今回は薬物療法の中でも良く耳にする化学療法について学習しました。
【更新】化学療法は「細胞障害性抗がん薬」という種類の薬を使う治療のことです。
化学療法の役割
- 抗がん剤による治療
- がんに転移がある場合
- がんの完治を目指すものではない
- がんの増殖を抑え、痛みなどを抑える
- 内分泌治療法(ホルモン治療法)での効果が弱くなった場合
- 内分泌治療法(ホルモン治療法)後に「再燃」した場合
【更新】下記のリンク先を更新しました。
出典:国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター
副作用
- 当日~数日
- 発疹
- 吐き気・嘔吐
- 数日~数週間
- 脱毛
- 筋肉痛。関節痛
- 下痢
- 口内炎
- 味覚の変化
- 感染症
- 骨髄抑制
- 骨髄抑制:骨髄の働きが低下して、赤血球、白血球、血小板などが十分に作られず減ってしまう現象です。
- 白血球の減少の危険性:感染症にかかりやすくなり生命の危険を招く恐れがあります。
- 骨髄抑制
- 数週間~数か月
- 疲労感(倦怠感)
- 手足のしびれ
- むくみ(浮腫(ふしゅ))
評価
メリット
- 通院治療も可能な場合があります。
- 初期のがんでは転移・再発を予防します。
- 病期(ステージ)が進行したがんの治療に役立ちます。
- 主に転移する部位
- 骨
- リンパ節
- 肺、肝臓 など
- 主に転移する部位
- 外科治療法や放射線治療法の前段階でがんを縮小させます。
デメリット
- 経年と共に投薬の効果が低下します。
- 抗がん剤により種々の副作用が現れます。
- 抗がん剤により新たにがんが発生する場合があります。
- がんを完治させるための治療法ではありません
- がんと共に生きるための手助け(痛みの軽減、がんの増殖の抑制 など)
費用
ご参考情報
- 治療費の情報は患者さん個々人の状況に応じ大きく変動します。
- 使用する投薬の種類と投薬数、患者さんの身体の大きさ(体積)により
費用の幅は10倍くらいの開きが発生します。 - ご参考には程遠いですが、その点をご理解の上ご覧ください。
化学療法(抗がん剤療法)
- 費用は下記の要素で患者さん個々に大きく変動します。
- 投薬の種類(薬代の費用幅が大きい)
- 投薬数(何種類の投薬を同時使用するか?)
- 治療期間(3~6週間の投薬周期を何周期継続するか?)
すこし大雑把ですがご参考になれば・・・
- 治療期間(3~6週間)でかかる費用は10~100万円くらいが平均的とのことです。
- 1回の投与で数十万円という薬もあるようですので、使用する薬で費用が大きく変動します。
高額医療費支払制度を利用することで自己負担金を軽減できます。
まとめ
薬物療法の一役を担う化学治療法を学習・情報収集しました。
- その薬剤(抗がん剤)の役割は大きく2種類
- がんの増殖を抑制する
- 痛みなどの緩和
- 治療期間は長丁場となる
- 抗がん剤の薬代は大変高価
- 抗がん剤だけではがん完治は困難
- 長期間の抗がん剤投与で効果が低下する場合がある
- 患者の身体の大きさ(体積)に応じて薬剤の使用量・費用が変動する
病期(ステージ)が進んだ場合の治療法として化学治療法は重要な位置づけです。
しかし掛かる費用は大変高額となり、家計に大きな負担をもたらすことが予測されます。
選択する治療法にもよりますが、公的に準備された費用支援制度を効果的に活用させていただくためにも
事前に治療方法の選択肢や費用補助のしくみを学習・情報収集して自己の治療方針を持っていることも大切と感じました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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