おならと尿漏れの関連性について
こんにちは。
いつもなすB-のガンバル日記にお立ち寄りいただきありがとうございます。
先日、就寝中にオシッコをチビリそうになりハッと気がついて目が覚めませした。
前立腺全摘出手術の退院後、久しぶりに襲われた就寝中の排尿感について投稿します。
この記事でお伝えすること
あらすじ
就寝中に、「トイレで排尿している夢」を見ていました。
何気に「ハッと」気がつくと・・・布団の中にいるではありませんか。
お腹が張っている・・・。
便が溜まっている時と、ガスが溜まっている時の大腸の膨満感に違いがありますが、
ガスがたまっているのか? 便が溜まっているのか? 明確に判別することは難しいです。
ただいずれが要因でも排尿感がある時に肛門括約筋を緩める動作は「失禁を招く危険性」が非常に高く
この時点で布団の中でのオナラは「ヤバ~いっ、このままでは失禁するぞっ!」とトイレへ向かった次第です。
結論
兎にも角にも、急ぎトイレへ向かい排尿を済ませました。
結論としては、何のことは無く「ガスが溜まっていただけ」でした。
オナラの放出と共に排尿を済ませ、下腹部の膨満感から解放されたのと同時に、
膀胱の充満感からも解放されました。
新たな疑問
以前にも頻尿と排便の関係について自分なりの考え方を投稿したが、
今回は「ガスが溜まった」事で強い排尿感を感じた訳です。
便が溜まると滞留する便によりガスが発生するように考えますが、
改めてガスが溜まる要因と家庭で出来る対策について情報収集してみたいと思います。
おならとは?
おならの定義
おなら:屁(へ)は腸内で発生したガスを含め「肛門から排出されるガス」の事。
おならをすること=ガスを放出することを放屁(ほうひ)といいます。
しかし「腸内のガス」の90%は体外から取り込まれている様です。😬
腸内ガス(おなら)の基礎情報
- 排出される量:大人の平均的な排出量は8~10リットル/日
- 排出(おなら)する回数:5~20回/日
- 腸内のガスの90%は体外から口と鼻を通って入ってくるものです。
- 残りの10%は体内の細菌により造られます。
- おならに含まれるガスの主成分は・・・・。
- 窒素(体外から取り込まれたもの)
- 酸素(体外から取り込まれたもの)
- メタン(体内のメタン生成古細菌により生産)
- 主に肛門の近くにいるメタン菌によって合成されます。
- メタン菌がいないと硫酸還元菌が優勢になるので硫化水素が増加傾向になります。
硫化水素の臭いは「箱根の大涌谷」などの温泉・火口などに漂う「卵の腐った臭い」です。
- 二酸化炭素(体内の好気呼吸微生物により生産されるほか、体外からも取り込まれます。)
- その他の成分
- 腸内細菌(100兆個😱の細菌が棲みついているようです)
- これは大腸菌等の腸内菌が、ガスを排出する際に一緒に放出されます。
- 一回あたり数千~数万個が放出されると言われています。
- 口臭が腸内ガスに近い臭いを発することがあります。
- これは便秘している腸から腸内ガスが吸収され血管内を運ばれ、肺から放出され口腔に至る為です。
- 屁は燃える🔥
- おならに水素、メタン、硫化水素など可燃性ガスが含まれる場合
- 体質、食したものなどによる成分によって、よく燃える場合と燃えない場合があるようです。
- 面白半分に行うと二酸化硫黄を発生したり、火傷したりする恐れがありますので注意が必要です。
- おならに水素、メタン、硫化水素など可燃性ガスが含まれる場合
- 腸内細菌(100兆個😱の細菌が棲みついているようです)
- おならに含まれるガスの主成分は・・・・。
- その他:
- 開腹手術を行った後、腸管蠕動運動が一時停止し、屁が出ない・出にくい状況となります。
- 手術後の腸機能の回復の証として、屁が出る事で確認されます。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』にて 屁 の項目
オナラ生成のしくみを整理すると・・
- 小腸上部で消化吸収されなかった「食物の残渣(カス)」との関連
- 小腸の下部や大腸で腸内細菌の作用によって分解される際に、腸内ガスを発生させます。
- このガスの「ほとんどは腸管から吸収される」が、吸収しきれなかった分が肛門から排出されます。
- 食事と一緒に空気が取り込まれると・・・
- 「飲み込んだ空気」の大部分はげっぷとして排出されます。
- 少量の空気は消化器に入った後、その内の「一部、血液中に吸収されなかった空気」が屁として排出されます。
- 大腸ではウェルシュ菌などによって「分解される時にガスが発生」します。
- 菌の分解が進み、腐敗する際に以下の「ガス類が大量に発生」します。
- 硫化水素、二酸化硫黄、二硫化炭素、インドール、スカトール、亜鉛 等々。
- 分解の状況に応じて「臭いの強いガス」が発生する場合もあります。
- 菌の分解が進み、腐敗する際に以下の「ガス類が大量に発生」します。
原因と対策案
腸内ガスを発生させにくくする方策は?
ガス発生の要因を大別すると以下の2種類に分類できます
- 食物、飲みものと一緒に飲み込んだ空気 (腸内ガスの90%)
- 腸内での細菌による分解時(=腐敗時)に発生するガス (腸内ガスの10%)
①空気の取り込み過ぎを抑える方策
- 「呑気症=空気嚥下症(くうきえんげしょう)」のことは「初めて」知りました。
- その意味合いは読んで字の如しで「空気を呑んでしまう」事です。
- 平常時にも「ある程度」の空気はを呑みこんでいます。
- ただ「行き過ぎたるは及ばざるが如し」のとおり
- 行き過ぎ=過多になると支障を来します。
- 「呑気症」の症状は・・・
- おなかの張り
- 腹痛
- 息苦しさ
- 心臓への負担 等々です。
- 「呑気症」を招く生活習慣を調べると・・・
- 早食い
- ストレス・緊張
- 炭酸飲料を多く飲む
- 奥歯を噛み締める動作
- 奥歯を噛み締めると唾と一緒に空気を飲み込むため
- 呑気症を抑制する方法
- ストレス解消
- 緊張感で奥歯に力が入ってしまうことを招きます
- 早食い習慣を抑制
- 少しづつ食べる(ガツガツは空気も一緒に食べちゃいます)
- 炭酸飲料は控えめにする
- 清涼飲料、炭酸水、ビール 等々
- 胃にやさしい食事を心掛ける
- 揚げ物など胃に負担を掛けるものは抑え目に
- 食後は直ぐに運動しない
- 「げっぷ」が出るまで少し時間をかける
- 症状が継続する場合は、素人判断せず「病院で診療」を受ける
- ストレス解消
②腸内ガスの発生を軽くする方法
- ストレス解消
- 今回の症状に該当するのは「過敏性腸症候群ガス型」です。
- 自律神経が乱れると胃腸の状態が悪化するためです。
- バランスのとれた食生活
- しか~~し繊維質食物、発酵食品共に取り過ぎはダメ!!
- 上の項目で記したとおり「ガスが発生し過ぎてかえって逆効果!!」
- バランスが大切!! 正に「行き過ぎたるは及ばざるが如し」のとおりです。
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蛇足ですが・・・
無臭と有臭の違い
小腸には食物繊維を分解する酵素が無く、繊維分を消化吸収できません。
繊維分は大腸へ送られて分解され、食べた物の種類や量、体調に応じてガスの発生量や臭いが異なります。
- イモ類など食物繊維の多い食物
- 食物繊維は大腸でしか分解されないため、食物繊維の多い食物を多く食べると、それだけガスの量も多くなります。
その際、大腸で乳酸菌などによって水素やメタンのガスが多量に発生しますが全くの無臭😀です。 - 無臭のおならは腸内環境が整っていることを表しています。
- 食物繊維は大腸でしか分解されないため、食物繊維の多い食物を多く食べると、それだけガスの量も多くなります。
- 肉、ネギ類、ニンニク、ニラなど硫黄分が多い食物
- これらの食物を多く食べると、大腸でウェルシュ菌などによって分解される時に腐敗し、硫化水素、二酸化硫黄、二硫化炭素、インドール、スカトールなどのガスが大量に発生し、臭いの強いガスが発生する。
- 病気によるガス
- 胃、腸、肝臓、胆道、膵臓の病気や菌交代症の際には、蛋白質の腐敗による、不快なにおいのガスが発生することがある。
- その他
- 炭酸飲料(ビール等)をよく飲む人は、摂取しない人よりも、ガスの量が多いという俗説がある。
- 病気
- 屁が自分の意思と関係なく頻繁に出てしまう病気については「過敏性腸症候群」を参照
特徴的な臭いと原因について
- 酪酸 – 腐ったバターのような臭いです。
- 硫化水素 – 腐った卵の臭いです。
- タンパク質の分解や硫酸還元菌の活動によって作られます。
- 二酸化硫黄 – タンパク質の分解によって作られます。
- 二硫化炭素 – タンパク質の分解によって作られます。
- アンモニア – 尿素と関係があります。
- ホスフィン – 魚臭い臭いです。
- リン酸塩や食物中のリンと関係があります。
- インドール
- スカトール – 糞の臭いの成分です。
- 消化管内でトリプトファンから分解されます。
まとめ
今回の学習で改めて認識したことは
夕食時にお皿一杯の野菜サラダをまず食べてから
主食を摂る生活習慣をココしばらく継続していたのですが
良かれと思って行っていた食物繊維をガンバって摂取することが
もしかしたら「腸内ガス生成との強い因果関係」があるのではないか?と感じました。😅
加えてなすB-は炭酸水を好んでいただきます。
糖分を含む清涼飲料水ではなく、ソーダ割を作る「炭酸水」です。
空気ではなく「二酸化炭素ガス」をゴクゴクと飲んでいるということになります。😱
取り込んだ二酸化炭素ガスの多くは「げっぷ」として口から排出していると思いますが、
きっとそのまま胃→腸に回っているガスが有ることは疑いの余地もありませんね。
こちらも「生活習慣の要:見直し」というところですね。
長文になってしまいましたが、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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