【更新】国民健康保険で特定健康診査を受診してきました。
【更新】ロボット支援前立腺全摘除術(ダヴィンチ)に関する記事へのリンクを追記しました。
こんにちは。
いつのなすB-のガンバル日記をごらんいただきありがとうございます。
毎年、特定健康診査=定期健康診断を受診されていらっしゃいますか?
自由になる時間が有っても、お金がたくさん有っても(なすB-の事ではありませんよ)
健康でなければ「何もできません」。
健康が第一ですよね。 「未病」の段階で対処できるようにしたいものです。
一昨年に前立腺がんが確定し、昨年前立腺全摘出の手術した経緯で健康の大切さやありがたさを痛感しています。
今回、国民健康保険に加入のなすB-が定期健康診断(正式には、特定健康診査)を受診した内容を報告します。
定期健康診断の基礎的な考え方
企業にお勤めの方は、所属される企業が準備された健康診断を最低年1回は受診されていると思います。
これは「労働安全衛生法」で規定されていて、事業主は従業員に健康診断を受けさせることが「義務」付けされています。
義務ですから違反すると労働基準監督署の指導に始まり、さらに無視し続けると事業主には「罰金」が課せられます。
企業規模は、大企業、中小企業、個人事業主の全てが該当します。
対象者 | 条件 |
---|---|
正社員 | 無条件で健康診断を受診 |
契約社員 パートタイマー | ・契約期間が1年以上で ・且つ、週所定労働時間の4分の3以上労働する方 |
健康診断に注目し、検診活動を強化した背景は・・・・
なすB-が若い頃は、仕事の忙しさにかまけて定期健康診断を軽んじていた傾向だったかなぁ~~と思います。
「健康診断に行く暇があったら仕事しろ!」という風潮が有った様な無かった様な・・・記憶です。
しかしながら政府の方針に変更があった様に思います。
政府方針の変更点は病気に罹患した後に保険金を支払うことよりも、
病気になる前に早期に前兆を捉え、予防する事ともし罹患している場合には初期段階の「軽症」のうちに対処する事で、
国民が健康で幸せに生活できる事と、保険金の支出を軽減できる双方に効果が期待出来る方策に舵切りしたのだと思いました。
定年退職した後の場合
なすB-の様に完全退職した方は、国民健康保険に加入していると思います。
日本の健康保険制度は他の外国とは大きく異なり、とても手厚い保険制度が提供されています。
その適用を受けるためには・・・・
「特定の適用例外に該当する場合を除き、[日本国籍を持つ人=日本国民]は国民健康保険への加入が義務付けされています。」
且つ、国民健康保険料を滞りなく納入してあることが前提となります。(ナケナシの年金からの納入はキツイですが・・・)
蛇足ですが、65歳以上になると「介護保険料」が増額され、年金から天引き=自動的に徴収される仕組みです。
そこで・・・、皆さん活用していますか???
国民健康保険料をチャンと納めていらっしゃる方は「権利を行使」しないと勿体ないとなすB-は考えます。
保険料は「自動的」に徴収されますが、利用に際しては個々人が個別に申込する必要があります。
チョッと面倒と思うことは否めませんが、ここは「自分の健康のため・・・」と考え対処しました。
ただ市町村によっては、健康保険での支出増加に伴い財政を圧迫すると、翌年の国民健康保険料の料率が上がったり、
保険制度でカバーされる範囲などが低下する可能性がありますが・・・。
年に一度の特定健康診査(一般では健康診断)で出来る事
在住の市町村から案内が届きましたので内容を確認し、希望の日程での予約をしました。
ちなみに、未だ「後期高齢者」には該当しません。
◆検査内容
ー特定健康診査
ー検査項目は「基本項目」と在住される市町村で定めた「追加項目」で構成されます。
◆選択可能な検査項目(オプションで追加費用が発生します)
ー胃がん・大腸がん・肺がんの検診
- 大腸がん検診を選択(自己負担金:300円)
- 胃がん検診を選択
- X線検査(バリウム検査) あるいは 胃内視鏡検査(胃カメラ)
- ー自己負担金:2500円
ーその他
- 人間ドック
- 市町村からの補助金:15000円
但し、特定健康診査との併用受診は不可 - 脳ドック
- 市町村からの補助金:15000円
- 市町村からの補助金:10000円
- 特定健康診査、人間読との併用受診は可
一昨年までのなすB-は、補助金合計25000円を利用して人間ドックと脳ドックを受診していましたが、
一番に気掛かりだったPSA値については、前立腺がんの経過観察の中で定期的に確認していますので
人間ドックに代えて「特定健康診査」、「大腸がん検査」、「胃がん検査」に加えて
認知症の傾向判断のために「脳ドック」を受診する事にしました。
検査項目
■検査に先立ち
- 新型コロナウイルス感染の確認(問診票の確認、検温)
- 大腸がん検診の検体採取(検便です)
■当日の検査項目
- 身長・体重
- 血圧
- 眼圧
- 尿検査
- 血液検査
- 胸部レントゲン
- 心電図
- 問診・検査結果の概要説明をいただきました。
- 腹部触診にて : ダビンチの傷痕に気づき「これは何のあとですか?」と質問をいただきました。
「ダビンチのアクチュエータを挿入した傷跡です。」と説明すると・・・・沈黙されていました。🙄
傷跡について孫たちから「その痕は虫に刺されたの?」と質問された事を想い出しました。😅
- 腹部触診にて : ダビンチの傷痕に気づき「これは何のあとですか?」と質問をいただきました。
■今後の検査予定
- 胃がん検診(オプション)
- 内視鏡検査(鼻から)
- 自己負担金 2,500円(残金は市町村の補助金で負担)
- 脳ドック(オプション)
- 自己負担金 23,000円(市町村から10,000円の補助金を利用した差額です)
■費用負担
◆特定健康診査の規定検査項目のみでの受診:国民健康保険でカバーされて個人負担は発生しません。
◆個人負担が発生する検査項目
- 胃がん検査
- 大腸がん検査
- 子宮がん検査
- 乳がん検査
◆補助金利用申請を提出する事で個人負担金を軽減できる検査項目
ー補助金が支給される検査
- 人間ドック
- 脳ドック
- PSA検査
ー補助金利用申請のタイミング
・検診の前でも後でも可能です。
但し、事後申請される場合は、健康診断時の支払いは一旦全額支払う必要があります。
ー補助金利用申請の提出先
・住民登録されている市役所の健康推進関連部署
■最終的な検診結果は検査票として別途郵送されてきます。
■まとめ
今回は定期健康診査に行ってきた内容を整理しました。
健康状態と病気の状態の中間として「未病」という言葉があります。
「未病」とは「未だ病気ではない」と言う状態だそうです。
なすB-の前立腺がんの対応もそうでしたが、定期的に健康診断を受ける事で、
診断結果の履歴データの変化から体調の変化を感じ取れると思います。
未だ最終結果は得られていませんが、備えあれば憂いなしと言います。
会社勤めが終わった現在、これからも健康管理が疎かにならない様に、
自身で気を付ける様にしていきたいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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