改めての定期健康診断とその結果
こんにちは。 なすB-のガンバル日記にお立ち寄りいただきありがとうございます。
これまでの投稿でほんの一部ですが前立腺がんに関する予備知識について投稿してきました。
今回からは少しづつ現実の世界の内容について投稿していきます。
最初に、既に昨年(2019年)の事になってしまいますが当サイトを立ち上げるキッカケになった時点に気持ちを戻して投稿したいと思います。
この記事でお伝えすること
2019年11月 定期健康診断
例年通り人間ドックと脳ドックを受診してきました。
2015年頃からその上昇するスピードが年を重ねるごとに加速度を増している傾向にあります。
今回の健康診断結果のPSA値によっては真剣に精密検査を受けないとヤバいかも?と思い始めているなすB-でした。
検診内容
検診の内容は例年通りの人間ドックと脳ドック。
胃の検診は、内視鏡(胃カメラ)を鼻からゴックンのいつものパターンで済ませました。
内視鏡には口から挿入するタイプと鼻腔から挿入するタイプの2種類あります。
- 口から挿入するタイプはやや太めで人差し指くらいの太さ(20mm位)です。
- 鼻腔から挿入する対タイプのグラスファイバーの太さは小指ほどの太さ(15mm位?)です。
- 内視鏡の先端にはカメラレンズ・照明用ライト・噴出口・医師がいろいろと操作するための通路(?)があります。
噴出口は胃粘膜の洗浄水や胃を膨らませるための空気を送ったり、生体検査の組織を採取する鉗子が通る通路があります。 - そしてカメラがクネクネと自由自在に角度を変えるためのシャフトが内蔵されますのでグラスファイバーはそこそこの太さになる訳です。
なすB-がの毎回内視鏡検査を希望する理由は・・・
- 食道から十二指腸までの内壁をリアルタイムで目視できます。
- チョッと話にくいですが、少し無理をすれば医師と直接会話することも可能です
- バリウムを飲んで排出されるまでの間、お腹が気持ち悪いのがいただけません
- バリウムを飲んで再検診となった場合、最終的に内視鏡検査となること
- ・・・を総合して、それなら最初から内視鏡検査で行こう!ということで、過去10年以上内視鏡一本鎗です。
脳ドックはMRIでの映像を撮りますがキンキンキン・カンカンカン・ガッガッガッの連続で、とにかくうるさいです。
測定器の筒状の中に入って検査しますが、狭いところが苦手な方は少し辛いかもしれませんね。
なすB-は鈍感なので検査時間の約30分間はいつも寝ているうちに終わっています。)
人間ドック・脳ドックでの自費負担費用が二人分で10万円弱・・・・。
これは懐事情に激震を与えていますが・・・・。
問診での担当医からのご指導
当日中に検査結果が出た項目は問診タイムでの通達とカウンセリングがあります。
今回✖となった項目は・・・・
- 聴力 (若かりし頃に通勤途上でのラジオ、ウォークマンの聞きすぎで難聴ぎみ)
- 胃の入り口の軽い荒れ : 以前からある軽い逆流性食道炎 ← これが確認できるのも胃内視鏡のお陰ですね。
- 血液検査でのPSA値は出ていなかったのですが・・・・。
カウンセリングの医師から厳しく問い詰めをいただきました。
- 前回に精密検査の指摘があってそれに従わなかった理由の聴取
- 今回はいかなる数値が出ても精密検査を受診するように釘を刺される
- もしPSA値が4ng/mL以下の数値に下がったら精密検査の必要はないことは了解いただく。
(まぁ~そんな事はマズ無いと思うのですが・・)
・・・と言うことで、一日がかりの人間ドックと脳ドックが終了し、結果が郵送されてくるのを心待ち(?)にすることになりました。
検診の結果は既に他の投稿でお知らせした通り、予想通り(?)PSA値の高値更新ということで、泌尿器科の外来初診を受けることになりました。
まとめ
長年放置に近いままで過ごしてきた前立腺の症状ですが、今後は治療の段階としての投稿をしていきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
初めまして、前立腺肥大症の術後の尿漏れでパッド生活を送っている者です。
症状は切迫性尿失禁に近いのですが、術後1ヵ月なので様子見状態です。
尿失禁で検索していてこちらのブログを読む機会を得ました。
さて、毎年人間ドックと脳ドックを受けられており普通以上に健康に注意されていますよね。
それなのにPSAの異常値を放置していた理由が分かりません。 医師からも厳しく追及されたそうなのですが、本当に不思議です。
時々明らかに体が異常なのに診察に行かない人がいます。
知人にもいて取り返しがつかないまで進行しました。
貴兄はかなり意識高い系で病気の勉強も深くされている方ですが、そういった方の行動とは思えないのですが、理由も投稿してもらえませんか?
パッド生活者様
はじめまして。 この度はなすB-のガンバル日記にご関心をお持ちいただきありがとうございます。
いただきましたご質問の答えになるか分かりませんが以下に回答させていただきます。
PSA値が上昇していたにも関わらず精密検査を受けなかった理由は・・・
1.当時はお勤めをしていたこともあり、PSA値が上がったことで検査のための休みを取ることに躊躇しましたね。
「PSA値の上昇=前立腺がん」と思われることを拒んでいました。
2.泌尿器科に行くことへの羞恥心も精密検査を先延ばしにした理由でした。
PSA検査の後は針生検と進むことは容易に想像できます。
医療関係の方は「見慣れた光景」とは思いますが、いい歳をしたおじさんでも恥ずかしさは否めませんでした。
3.完全退職してからは、市の補助を活用して個人的に人間ドック、脳ドックをパートナーとともに受けていますが、
前年の検査結果の指摘事項について受診のフォローがあった際に「強烈にたしなめられた」といいますか、
「必要なら紹介状を書く」から絶対精密検査を受けるようにとまで言われて受診した次第です。
それまでは「まぁ~もう少し様子をみるか」程度の健康意識でした。
精密検査を受けた最大の動機付けは、完全退職だったと思っています。
仕事関係者の方々と日々接しなくても良い環境が整いましたので
これで「誰にも知られず診療が受けられる」と安心したのだと思います。
実際、今回の前立腺全摘出手術を含め、一連の治療を進めていることは
家族(3人)以外は誰にも知らせていません。
以上、ご質問のお答えになっているか自信はありませんが、精密検査受診がモタモタしていた理由です。
パッド生活者様に於かれましては一日も早いご回復をお祈り申し上げます。
お疲れ様です。
複合的な理由のようで、定年の年齢なのにかなり厳しいお仕事だった様子が分かりました。 私も前立腺手術の件はパートナーにしか知らせておりません。 泌尿器科の病気なので入院・手術に悪化するまでは実は内緒で治療していました。
針生検はネットで知ったのですが、あの格好だけは絶対に避けたいものです。 当方は人間ドックで肛門からの前立腺の指診を受けた経験があるので少しハードルが低くなっていたと思います。 それに膀胱エコー検査の段階で下半身は丸出しでした。
前立腺肥大の手術も同じ砕石位でしたが、入院前に看護婦さんからお産スタイルで尿道からカメラを入れて行うとの説明があり、聞きながら平静を装うのに必死でした。
術後の紙オムツもカテーテルを入れるのだから必要ないのでは?・・と抵抗したのですが、もちろんだめでした。 私の心配に対し排便は紙オムツではなくて、ベッド上安静期間は差し込み便器です・・と勘違いされた説明がありました(ww)
このときはカテーテルとの隙間から出血がするとは知りませんでした。
尿失禁の件は次回の通院時に主治医ともっと相談したいと思っています。
自分の話ばかりで済みません。 黙っていられない経験をしたものですから!
貴兄は転移が無かったので良かったですね。
今後ともご自愛下さい。
ご確認とご返信をいただきありがとうございます。
仰る通り針生検を受診する際には「心の踏ん切り」が必要ですね(笑)。
しかし医療関係者の皆さんは通常業務ですので粛々と仕事をこなす感覚でした。
今から思えば「恥ずかしがらずにサッサと受診しておけば良かった」と思っています。
加えて、ダヴィンチでの前立腺全摘出手術の時、手術後に導尿カテーテルを抜くときなど
いずれの場合も下半身は全露出状態ですが、泌尿器科での診療の宿命でしょうかね。
ご心配の尿漏れについては主治医に相談されるのが一番と思います。
ご参考までに、なすB-は主治医の診察を受ける時は事前に情報検索して
素人なりに情報武装します。
また質問事項は優先順位をつけて手帳にメモ書きし、メモを見ながら順序だって
質問するようにしています。
主治医との面談が有意義なお時間となると良いですね。
今後ともよろしくお願いいたします。
確かに、泌尿器科は肛門科より恥ずかしい診察・手術になるようです。
私の手術は脊椎麻酔だったので意識がある状態で行われました。
お腹でカーテンが引かれることも無くて、前立腺がレーザーで蒸散され洞穴のように広がっていく様子を横のモニターで見る事ができました。
最後は主治医が股間を拭いてくれて紙オムツを着けて、再び手術着を着せられて終了しました。 オムツ付けるのは看護師さんの仕事だと思っていたのですが、手術室では医師でした。
流れ作業のような順調な手術でしたけど、最後は紙オムツの恥ずかしさと情けなさがぐっと頭をよぎりましたよ。 入院中はお任せで仕方ないと思いましたけど、退院したら見かけは普通なのに、下着の中にまだパッド付けているので何か今でも外出中はドキドキしています。
メモは良いアイデアですね!
退院時の注意には術後の外来診察でアルコールと性生活の可否を主治医に聞くことになっていましたが、両方ともすっかり忘れていました。
ではブログ更新をお待ちしています。
ご返信ありがとうございます。
下半身麻酔は医療関係者の会話など全て聞こえるので分かりやすい反面、不安や羞恥心を煽りますよね。
なすB-も脛の骨を骨折した時に下半身麻酔での処置でした。 モニターに映し出される映像を興味深く見入ってしまいました。
なすB-は7月13日からパッドを10cc用に変更しました。 パッド生活者様と同様にパッドは常時使用しています。
薄くなったせいもありますが、常時着用していてもあまり違和感を感じなくなりました。
むしろ排尿の後に先端に付着している尿をパッドが吸収してくれるので下着も汚れず「チョッと気に入っている」気持ちもあります。
最近気になっていることは排尿の頻度です。
この点は情報を整理して別途ブログを更新したいと思います。
こんばんわ、
全摘なのに10ccで足りるとは、かなり良好な回復をされているようで何よりです。
ダヴィンチ手術を選択された成果でしょうね! 後漏れのシミでも確かに気になりますからね~
今回調べたら自宅近くの総合病院にも導入されていました。
前立腺肥大でも電気メスで削り取る侵襲性と出血が大きな手術や、レーザー手術でも全摘に近い場合はかなりの確率で尿失禁が起きます。 大体は長くても6ヶ月以内に回復するようですが、私は手術前に医師に見通しを確認しました。
医師からは「漏れません」との即答がありまして、実際膀胱カテーテルが抜けてから漏れたことは無かったのですが、何週間も経ってからいっき漏れが起きるとは予想外でした。
実際に医師に相談した結果、珍しい事でもなさそうな雰囲気でして薬が出されました。
薬効から切迫性尿失禁に効く薬と分かりました。
これで様子見なのですがパッドだと吸収しきれないので、現在は「パッド生活者」から「オムツ生活者」に戻ってしまいました。
さて、薬が効くかな~?
パッド生活者様も処方されたお薬が効果を発揮してくれると良いですね。
当方につきましたは「ダヴィンチの効果」といいますか、執刀医を筆頭に手術に携わって下さった医療関係者の皆さんの高いスキルを持っての施術が
期待を裏切らない成果をもたらしてくれていると思っています。
・・とは申しましても、当方も手術後まだ1か月程度しか経っていません。 今後どのように症状が変わっていくのか分かりませんので様子を見ながらでの対応です。
昨日、最新の投稿を更新しました。
頻尿の心配がありましたので「排尿時間を長める挑戦をしてみました。」
カテーテルを抜いて以来の最長記録となりましたが、結構キツかったですね。
現在の平均排尿周期が2時間前後ですので、焦らずに排尿周期を伸ばしていければと考えています。