前立腺全摘出手術後に頻尿かな?

2020-07-16経過観察

2021/3/19 排尿データの更新情報を記事リンクとして追加しました。

2020/7/17 「ガマン癖の躾」更新しました。

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はじめに

前立腺がんを患い先月(6月)に前立腺全摘出手術を行いました。

手術はロボット支援下でのロボット支援前立腺全摘術(RARP)です。

昨今、前立腺全摘出手術では主流となったロボット「ダヴィンチ」使用の手術です。

手術後一か月が経過し、切開した傷の回復具合、血尿の出方、失禁の状況などを総合的に

考えると「概ね順調に推移」していると考えていますが、排尿の周期に関しチョビッと懸念事項があります。😱

結論

現時点での結論としては「特段に異常な点は無いと判断」しました。

失禁に対して精神的に過敏になっている面が関係しているのかもしれません。

手術後1か月という現状を踏まえ、次回の定期健診まで経過観察することにします。

水分補給から排尿までのしくみを調べてみると・・・

排尿の基礎情報からそのメカニズムを理解し、現状を振り返ってみました。

1.水分を補給してから血液が腎臓でろ過されるまで

水分補給→腸での吸収→腎臓でのろ過

2.腎臓で血液がろ過され尿になるまで

腎臓での血液ろ過→尿の生成

3.膀胱に尿が溜まり尿意を感じるまで

尿が溜まると膀胱のシワがのび~~て尿意が上昇

現在の排尿の頻度

手術が終了して1か月強の日数が経過しました。

この時期で排尿の周期を心配するのは未だ「時期尚早」かもしれませんが・・・。

手持ち基礎情報

それは排尿の周期。 

入院中から本日まで排尿データは記録しています。

それらのデータを1日当たりの排尿回数が多い順に集計しグラフ化してみました。

  • データには尿意がなくても排尿している回数も含まれています
    • 入浴前
    • 就寝前
排尿回数パレート図

【更新:以下にご参考として2021年1月30日時点の排尿頻度の投稿をご紹介します】

排尿記録データのまとめ

  • データ収集期間:26日間
  • 1回ごとの平均排尿周期:平均値 1.8時間(1時間50分程度)
  • 排尿回数は1日当たり14回の日が7日間で最多件数 (平均値:13.6回)
  • 体感的な排尿間隔もザクッと日中・就寝時に関わらず「約2時間周期」で排尿しています。

  • 自宅で尿を計量していませんので1回当たりの排尿量は不明です。
  • 排尿間隔が2時間程度というのは決して「長くない」と考えています。

一般的には

  • 1日の排尿の量:1000ml~2000ml程度
  • 1回の排尿の量:150ml~250ml
    • ガマンすると300ml~400mlまで溜められる
  • 1日の排尿の回数:1500ml ÷ 200ml = 7~8回
    • 300mlで排尿した場合:1500ml ÷ 300ml = 5回
  • 排尿間隔:24時間 ÷ 8回 = 3~4時間
    • 300mlで排尿した場合:24時間 ÷ 5回 = 4~5時間
  • 一般的にも排尿の間隔:約3~6時間といわれています。

影響しそうな日常生活の要素

排尿間隔が短くなる要因の一つとして思い当たる事は・・・

  • 「水分の摂取状況」が影響している可能性が考えられます。

利用コップ:300ml/杯と仮定 (350mlのマグカップ)

タイミングコーヒーお茶類水類
起床後~正午111
昼食時—–—-1
午後~就寝前まで2—-1
水分摂取量900ml300ml900ml
1日の水分摂取状況

水分の摂取量自体は特段に多い訳では無さそうな印象です。

ただ排尿回数だけで見ると「頻尿」に該当しそうです。

現状のまとめ

現状を整理すると・・・

  • 排尿回数(14回/日)で判断すると「頻尿」に該当しそうです。
  • 1日の直接的な水分摂取状況:2100ml = 2.1リットル程度
    • 健康管理で「1日2Lの水を飲みましょう」と聞いたことがあります。
    • そのことを考慮すると直接的な水分を摂りすぎという訳でもなさそうです。
  • 1回の排尿量のデータはありませんが、「異常に少量」や「多過ぎ」ということもありません。

今後の留意点

200ml~250mlの尿が溜まった時点での信号が大脳で検知され「初期の尿意」を感じます。

通常であればこの時点では未だ「強い尿意」を感じる段階ではないはずですが、

現在は就寝中にも「目覚めさせられる強さ」で尿意を感じます。

だからと言って「水分の摂取を無理に制限」することは

脱水症状を招きかねなく本末転倒な対策と考えています。

就寝前の過剰な水分摂取は控える事は勿論として・。

尿意を感じた後、直ぐにトイレに行くのではなく

「一呼吸おいてから排尿」に向かうように

膀胱に「ガマン癖の躾」をしてみます。😀

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

【更新】「ガマン癖の躾」を試してみました。

昨日に思いついた試みについて早速、試しましたので以下の投稿します。

現時点での感想は「相当意識してガマンすれば4時間は耐えられそう」なことが分かりました。

毎朝のルーティンは・・・

  1. 朝起床して1回目の排尿
  2. 体重測定
  3. コップ一杯の冷水を飲みます
  4. 改めてホットコーヒーを淹れます
  5. ニュースを見ながらメールを確認
  6. 軽く朝食をとって
  7. 自室でパソコンにいそしむ。

こんな感じでコーヒーを飲みながら過ごします。

今日の工程は午前6時50分に排尿してから「躾タイムスタート」しました。

途中、9時40分頃に初発の尿意を感じましたが「グッとガマン」。

我慢すると尿意が治まり平常と変わらない感じになります。

20~30分程度で尿意が周期的に復活します。

再度我慢をして尿意を静めます。

この繰り返しで最終的に

午前11時に排尿しました。

耐久時間 4時間!!

やればできるじゃん!!との新たな感動です。

排尿時には膀胱が収縮していく感じ心地よく感じられます。

ただ骨盤底筋を締めることをかなり意識しないと後半はキツイです。

今回は「お試し」でしたが、生活習慣に取り入れ、少しづつ「躾」活動をしようと思います。

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2020-07-16経過観察前立腺全摘出手術,前立腺癌,頻尿

Posted by なすB-