前立腺がん生体検査のために検査入院してきました。
こんにちは。 なすB-のガンバル日記にお越しいただきありがとうございます。
前立腺がんの可能性を明確にするため生体検査をしてきました。
前回の記事に続き、今回はその検査入院について投稿します。
はじめに
生体検査のための検査入院は一泊二日でした。
前回の診察時に検査入院に向けての説明を受けていました。
当日は入院手続きを済ませ、午前11時までに泌尿器科病棟のナースステーションに
来るよう指示を受けていましたので午前10時40分にはナースステーションに到着しました。
オリエンテーション
受付を済ませ、看護師さんから入院中の注意事項と当日の検査までの概要説明がありました。
検査入院の患者ということもあり緊張感の低い面談でした。
前準備
- パジャマに着替え、手荷物をカタヅケしてベッドに寝転んで待つ。
- ひたすら待つ・待つ・待つ・・・。
- お昼ご飯が出ても未だ待つ・待つ・待つ・・・・。
- 本を読んで・・・・・。
- スマホをいじって・・・・・・。
- 知らぬ間にウトウトと寝込んでしまいました。
- 14時30分、看護師さん登場です。
- 検温・血圧検査に続き、抗生剤と精神安定剤の点滴の開始です。
- 少しすると安定剤が効いてきたのかフワ~~っとしている感じになりました。
- いよいよ生体採取のために診療室に移動です。
- 安定剤が効いているので転倒防止のため看護師さんに車いすを押していただいて移動です。
生体サンプルの採取の様子
- 採取は分娩台に似た専用の椅子に座って行われました。
- 下着を取って腰かけるとクルッと90度左に回転しました。
- 医師と看護師さんの作業の様子が見えない様カーテンが引かれました。
- 脚を開いてお尻をつき出す格好で固定。 セットアップ完了です。
- 肛門を洗浄後、肛門から麻酔+抗生物質入りのゼリーを注入されました。
- 肛門に超音波検査器を挿入され前立腺の位置を確認している様子でした。
- 狙いが定まったところで医師より開始のお声がけの後、採取が開始されました。
- パチンパチンとおもちゃのピストルに似た音がしていました。
- 生体サンプルは左右の前立腺を左1~6、右1~6と合計12か所から採取していました。
- 採取する際の痛みは予想に反し意外と軽かったです。
- 丁度、輪ゴムを素肌にパチンとした時の痛みに似ていました。
- 個々には何ともないのですが、これが12回連続するとイライラ感が湧いてきました。
不適切な表現ですがジワジワと拷問されている様な印象を持ちました。
痛みということについて
- 生体サンプルを採取する痛みもありますが他にも・・・・
- サンプルを採取するために超音波探査器をグリグリと位置調整しながら
針を撃つ医療機器を操作するため肛門が痛かったです。
- 鋭い痛みではなく鈍痛です。
- 例えると便秘で硬くなった便をやっと排便できた後の痛さです。伝わります??(笑)
- 採取の所要時間は後処理を含めて20~30分位でした。
- 看護師さんがお迎えに来てくれて自ベッドに戻る途中、初回のオシッコが
血尿になるかもしれないことを伝えられ、オシッコの時には流さず採尿コップで
受け止めて看護師さんに見せる様に指示されました。
自ベッドに戻って
- 自ベッドに戻って合計2本の点滴を打ちました。
- この間も肛門がジンジンとしばらく鈍痛が疼いていました。
- 指示に従いオシッコは採尿コップで見てみましたが血尿はありませんでした。
- 夜半に検査後、最初の排便。
- 抗生物質の関係でお腹がゆるくなるとの事です。
- うっ・・・・。 初回の排便時で血便が出ました。
- 人生初の血便で状況は理解していてもチョッと不安になりました。
- 直腸にキズを付けていますので想定内という事で落ち着くようにしました。
今回の生体サンプルの採取方法は直腸から直腸の壁を突き抜けて前立腺に針を刺し、
細胞を採る方法ですので大腸菌や雑菌の多い直腸からの感染症になるリスクもあり
そちらが気がかりでした。
一晩明けて
- 検温
- 朝食+抗生剤
- 着替えを済ませ退院手続き
朝のルーティンを済ませ退院準備完了です。
退院後の注意事項
- 激しい運動は禁止
- お風呂での長湯は控える
- トイレなどでの強いいきみは控える
- 自転車に乗るなどの会陰部を圧迫することは厳禁
- 飲酒禁止(次回の検査結果を聞くまで・・・。 えっ、2週間も???)
- なすB-は決してアルコール依存症ではありませんが、少し食い下がったのですが
聞き入れてもらえませんでした(トホホ)
費用
一泊二日の費用は国民健康保険適用 自己負担率30%で¥31,900円でした。
入院の仕様は・・・
- 4人の相部屋で入口のすぐそば(追加費用の発生はありませんです)
- 特別食事は指定していません。
- 部屋着を含む着替えは持参しました。
まとめ
自分で受診するまで
どんな検査内容なのか?
どのように検査するのか?
痛さはどうなのか? 等々
周りにお話を聞ける人はいませんし(もしいても聞けないとは思いますが・・)
色々と分からないことばかりで不安と恥ずかしさの入り混じった気持ちでの検査入院でした。
読者の方のご参考になればうれしく思います。
次回の診察では今回の検査結果をもって今後の治療方針が見えてくると考えています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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