前立腺全摘出後の頻尿と便の溜まり具合の関連性について

経過観察

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はじめに

前回の記事で退院後の1か月間の排尿頻度について整理しました。

今回は尿意が高まっている時にオナラ(放屁)や便(排便)の欲求が

高まった時の「失禁との関連性」について素人感覚ですが調べてみました。

結論

素人判断となりますので医学的な論拠情報は確認できていません。

なすB-の個人的見解として「そんなこともあるか」程度でご覧ください。

【現時点】での結論は、尿意と同時にオナラや排便の欲求が生じた場合は「トイレに向かう」ことが
最善の策と結論付けします。😅

前立腺全摘出による排尿コントロールの変化

経過観察の最中「以前の記事でも記載」しましたが、

尿失禁の防止策として骨盤底筋の「ガマンの躾」をすることにしました。

尿意が高まったタイミングで、オナラがしたくなり「オナラだけ」をしようと思っても

オシッコをチビリそうになり、慌てて「ガマンの躾」をキツく締め付けて対応しています。 

これって「失禁」ですよね😱。

もちろん尿意が無くオナラがしたい時は「何んの問題も無くオナラしても大丈夫です。😄」 

前立腺全摘出手術による変化

前立腺摘出手術後、膀胱から陰茎先端の排尿口までの主な「排尿の関所」は2か所から1か所に減少します。

前立腺全摘出後の排尿コントロールは「骨盤底筋」に大きく依存し、陰茎の筋肉(?)は補佐的役割となります。

骨盤底筋は、その構造上の「尿道の締め付けと肛門の締め付けは同時に作動」してしまう様で
「個別での制御」は難しい様です。

なすB-の素人の個人的感覚バリバリで述べさせていただくと・・・。

水分摂取量と排尿周期の関連性には「かなり強い相関がある」と感じています。

お天気に連動する「発汗状況」は、排尿周期を長短させる要素とし興味深く感じます。

気温が高かった一昨日は、十分な水分を摂取したにも関わらず排尿周期は3時間30分~4時間でした。

「ガマンの躾」の進捗状況🤣

「未だ効果は見られない。」というのが現状です。

開始して間もないので、”まぁ~しょうがない”というところです。

一点コツと言えるか(?)「その瞬間」に気が付いた有りがちなことは・・、

椅子に座っていたりリビングの床やソファーに座っている「ガマンしにくい」です。

言葉を変えると「会陰部が圧迫されている状態」では「ガマンの躾」が言う事を聞きません。

そんな時は「すかさず立ちます。」 立った状態で肛門(骨盤底筋)と陰茎の尿道を絞り込みます。

ジッ~と30秒くらい(もっと短いかな?)ガマンすると、ツ~ンと迫っていた尿意がふ~ッと消えます。

膀胱に尿が溜まりつつある時は、尿意の周期が次第に短くなり、且つ強くなります。

決してガマンの限界まで追い込まず、失禁前に頃合いを見てトイレへGOです。

水分補給してから排尿までの時間

腎臓には毎分1リットルの血液が流入します。

流入した血液は腎臓で二回ろ過を経て尿が生成されます。

第一回目のろ過で作成される原尿は1日当たり200リットルです。 

な~~んと、ドラム缶1本分です😲

そして二回のろ過処理後に生成される尿(オシッコ)は1日当たり約2リットルです。

水分を飲んでから排尿されるまで・・。

水分補給してからオシッコになるまでの時間をどれくらいか?

気温・湿度や体調、補給する水分の種類など変動要素は多々。

排尿される水分は「元々血液に混ざっているもの」で

今飲んだ水とは限定できません。

難しい・・・・。

通説では「3~4時間」補給した水分が尿になるようです。

頻尿の考察

現状の整理

  • 排尿頻度は2〜4時間
  • 失禁は就寝時を含め無し
  • 現在使用中の尿もれパッド:10cc用
  • 水分補給によって排尿周期は大きく変動します
  • 水分補給頻度が低いと3時間30分程度は何の問題もなく過ごせそう

膀胱と直腸の関係を考える

素人なりに考えてみました。

概念図も素人感満載の絵ですがご容赦ください。🙏

体験的に感じる頻尿ぎみになる理由として・・・

オナラ(放屁)したいとか、便意がある(排便)したいときには

失禁しそうな感じになることについて膀胱と直腸の関係を推察してみました。

手術前の平常時

  • 前立腺自体がシッカリあるので膀胱内の圧力上昇にも耐えられる力がありました。
前立腺摘出前

前立腺全摘出手術後の直腸が平常時

  • 膀胱から尿道を伝わって排出される尿の関所は骨盤底筋と陰茎だけとなります。
  • 直腸が膨満状態でない時は膀胱への外圧は掛かりにくい状況です。
  • 骨盤底筋を3か月ほど掛けて鍛えます。
前立腺摘出後

前立腺全摘出手術後、直腸が膨満すると・・・

  • 膨らんだ直腸の真上にある膀胱は圧迫され尿圧が上がります
  • 膀胱が押され、溜まった尿は排出方向に力が掛かります。
  • 排尿制御の担い手は骨盤底筋が主役となります。

ここでオナラをしたいと思った時・・・、

  • 骨盤底筋群は尿道と肛門を別々にコントロール出来ませんので、
  • オナラだけを排出できず、尿道も緩みチビリそうになると想定します。

今後の鍛錬では可能になるのかもしれませんが、現時点では不明です。

直腸の膨満圧力が膀胱に与える影響

おわりに

直腸が膨満している時に尿意があった時には、無理はせずにトイレ利用することにします。

今後、水分補給の状況に関わらず排尿周期に改善が見られない場合には

「過活動膀胱」のことも考慮して次回の外来診察時に

主治医に相談したいと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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