病理診断(前立腺がん)について整理しました
前立腺がんの治療として外科治療を行いました。
前立腺の全摘出手術後、間もなく1か月が経過します。
今週は退院後初回となる外来診察が予定されています。
医療関係の皆さんのご尽力で現時点では順調に回復しています。
外来診察では摘出した前立線・精嚢・リンパ節の病理診断の結果がお聞きできる予定です。
間近に迫って今更とは思いますが、病理診断について理解を深める目的で情報収集しました。
病理診断って?
ウィキペディアで「病理診断」を調べると・・・、
”人体から採取された材料について顕微鏡で観察し、病理学の知識や手法を用いて病変の有無や病変の種類について診断すること。”とあります。
なすB-は「病理診断と病理検査」を混同していた様です。
なすB-の素人判断ではありますが病理検査は「病理診断を行うために行う検査」と理解しました。
病理診断の位置づけ
「病理診断」に関してウィキペディアの資料を読みました。
・・が、説明が文字ばかり🤔なので、なすB-にはチョッと難解でした。
そこでなすB-が理解できた範囲ではありますがマインドマップに整理しました。
細かくて見づらいかしれませんがご容赦ください。🙇
出典: ウィキペディア(Wikipedia)
出典資料から病理診断の基本的情報を6つの切り口で整理しました。
- 目的
- 種類
- 実施者
- 病理医の業務
- 病理材料
- 病理標本の作成
- 診断方法
マインドマップの右上の「種類」のサブトピックの「組織診断」下に「針生検」があります。
前立腺がんの確定診断のために受診した「針生検」は病理診断の一貫だったと改めて認識しました。
今回の手術で摘出した前立腺、精嚢、リンパ節の検査の種類は「手術材料病理診断」に分類されるわけです。
病理標本について
病理診断するためを材料(検体)を病理医が診断するための事前準備は大変そうです。
この標本を作成する品質が病理診断そのものの精度・品質に直接影響を与える可能性あります。
病理診断のための「検体=病理標本」を作成する手順について調べてみました。
病理標本の作成(病理検査技師の業務)
マインドマップの左側「病理標本の作製」のトピックにまとめました。
病理標本自体は「病理検査技師」が作成します。
作業工程も多く、デリケートな処理のため間違い=医療事故に直結する責任の重い業務です。
- 材料を入手
- ホルマリン漬け
- 包埋処理
- 材料をエタノールに漬けて細胞間の水分と入替える
- キシレンに漬けてエタノールをキシレンに入替える
- 溶解したパラフィンに漬けてキシレンをパラフィンに入替える
- パラフィンがロウ(蝋)の状態で固まる
- ミクロノームという機械で材料を薄膜(数μm:マイクロメートル)の状態にスライス??する
- 薄膜状態の材料をガラス板(プレパラート)に張り付ける
- 脱パラフィン処理を行う(←包埋処理を逆手順(?)で行う)
- パラフィンを溶かしてキシレンに戻す
- エタノールを通して水分に戻す
- 染色
- 保護ガラスをつけて完成
まとめ
いよいよなすB-の治療も第二段階に入ります。
前にも書きましたがドキドキ感😔は否めませんが「現実直視」で前を向いて対応して行きたいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがろうございました。
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