【更新】前立腺がん。　前立腺全摘出後の夫婦生活について考える

2020-06-042021-11-28予備知識

【更新】Google社からのアドバイスを受け、記事内容（薬品名の表記）を一部修正しました。

こんにちは。　なすＢーのガンバル日記にお越しいただきありがとうございます。

前立腺がんの外科治療での前立腺全摘出手術後の夫婦生活について考えてみました。

この記事でお伝えすること

はじめに

前立腺の全摘出手術を直近に控え、合併症の一つである性機能の温存の可否がなすＢ－の生活にどのような影響を及ぼすのか考えてみました。

以下にお伝えする現在の生活環境から、前立腺全摘出手術後の合併症により夫婦生活の一部の継続に支障が起きたとしても、なすＢ－宅では夫婦関係全体に与える影響は大きくないと考えています。(パートナーの意見は聞いていません)

人生の伴侶として選んだパートナーを慈しみ、愛し続けている事の証しとしてお互いを確認し合う行為と共に、子孫へDNA継承することと思います。

なすＢ－は若くして結婚したことも関係してか、結婚当時の二人きりの生活では毎日熱く愛情を確認していた記憶があります。

眠る時はいつもパートナーはなすＢ－の腕の中で寝て、なすＢ－はパートナーの胸に手を添えて寝付いてた時期がありました。

その後、子供に恵まれたこと、仕事も忙しくなったこともあり、愛情確認の頻度は平準化し、それに合わせて夫婦間の愛情確認のスタイルも変わっていきました。

パートナーも歳を重ねの体質の変化と共に支障を感じるようなりました。

調べてみるとゼリー等やお薬の利用も選択肢ではありましたが、パートナーの意向に合わせた夫婦生活は変化していきました。

またなすＢ－自身も性欲の強さ、勃起時の硬さ、持続時間の減少など身体的な変化が現れました。

最近での夫婦生活の頻度は1か月に1～2回程度と結婚当初に比べれば大幅に減少していますが、それでも双方が心身ともに満足感を得ています。

そんなことも有ってか我が家では結婚当初から今でも就寝時には手を繋いで寝入っています。

結婚して44年。　

子供が生まれて育児が落ちまでの期間は除き、延べ40年間位はそんな生活を送っています。

今ではなすＢ－自身は定年退職し、その後3年間の嘱託契約の仕事に従事した後、昨年9月を以って完全退職しました。

2人の子供達も巣立ち、2人の孫にも恵まれました。

現在の年齢から考え、これから子供を設ける予定が無いことも焦りが生じない理由でもあります。

基本に帰って勃起はどのようにして起きるのか今更ではありますが調べてみました。

勃起の一連の流れは以下の順序で進行します。

五感+α　:　視覚、嗅覚、触覚、聴覚、味覚、想像から刺激を受け気分が高揚します。
- 勃起は陰茎に起きる現象ですが・・・
  - 事の発端は五感＋αから取り込んだ情報を脳が反応
  - 直接、触れなくても、見たり、匂いを嗅いだり、想像するだけでも勃起します。
脳が感じ取ったその情報を・・・
- 仙髄の勃起中枢　→　骨盤神経　→　陰茎動脈を緩める　→　海綿体に血液が溜る　→　勃起成立

・・・というメカニズムで起きます。

寝ている時に刺激もなく勃起する夜間勃起現象(通称：朝立ち)は別の理由です。

ロボット支援下の全摘出手術では、病期などにより個人差はあるものの性機能温存の期待が高いです。

前立腺がんの外科治療法(ロボット手術について)

こんにちは。　なすＢ－のガンバル日記にお越しいただきありがとうございます。先に投稿の検査・診察 ...

https://nasbeeblog.com/surgical-robot-davinci001/

・勃起のメカニズムで述べた陰茎動脈を緩める酵素に作用します。
・陰茎への血液流入を維持し海綿体の血液を供給することで勃起状態を長引かせます。