前立腺がんの生体検査の結果が出ました
こんにちは。 なすB-のガンバル日記にお越しいただきありがとうございます。
今回は前回投稿した生体検査の結果の確認で診察した時の内容を投稿いたします。
生体検査の結果
前立腺がんであることの説明を受けました。
- 待合室での待ち時間で振り返ると
- 上昇するPSA値を5年間ほど放置していたこと
- 前立腺がんの指標であるPSA値の上昇の傾向が加速していたこと
- オシッコがしたくなると我慢できないくらい強い尿意を感じていたこと
- オシッコが出にくかったり、出終わってもスッキリしない自覚症状があったこと
・・・などから前立腺がんの可能性が高そうとは予測していましたが現実のものになりました。
数値的報告
採取した生体サンプルの所見は・・・
- 左側3か所の細胞が前立腺がんの所見が確認されました。
- 右側の前立腺はがんの所見は確認されませんでした。
- がんの所見は左側前立腺内に留まっていました。
- グリソンスコア:7、7、8
- TNMスコアー:T2a
前立腺がんが確定したところで・・・
転移の有無を確認することになりました。
がんが拡大する過程は大きく2分類されます。
- 浸潤:病期に応じてがん発生原の臓器に隣接する臓器(精巣等)へ直接的に伝搬していく状態
- 転移:血液やリンパ液を介して元の臓器から離れた臓器までがん細胞が移動・定着し、そこで増殖すること
がんの拡大では、最初に浸潤が発生して、その後血液やリンパ液を介して転移することになります。
転移を確認する検査は2種類(がん細胞に放射性物質が集まりやすい特性を利用しているとのこと)
- 造影剤を注射しての腹部CT撮影
- 骨シンチグラフィー
腹部CT
- 早速、CT撮影室に空き状況を確認いただけ、幸いにも当日に撮影できることになりました。
- 処置室で造影剤を静脈注射された後、CT撮影室へ移動です。
- 腹部CT撮影は20~30分程度で終了し当日は帰宅しました。
骨シンチグラフィー
残る骨シンチグラフィーは別の日程で予約され、以下の手順で撮影されました。
- 骨シンチグラフィーの撮影の段取りは・・・
- 造影剤(放射性物質)を静脈注射で注入
- 造影剤が体内を循環する時間(3時間)を待機
- レントゲン室にて骨シンチグラフィーを撮影しました
- 造影剤を体内を循環させ転移したがん細胞にて蓄積させるため、
注入から撮影まで3時間ほど待機時間が発生します。
なすB-の場合、この時間を利用して一旦帰宅し昼食タイムとしました。
まとめ
これで収集すべきデータは集まることになります。
前立腺に近接する臓器や近くの骨、並びに前立腺から離れた場所の臓器・骨への転移が確認できます。
次回には現時点で得られるデータを総合し、ひとまずは最終的な診断報告をいただける予定です。
結果を踏まえて今後の方針の意向決定を行います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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