前立腺全摘出手術退院後の9回目の外来診察報告
こんにちは。
いつもなすB-のガンバル日記にお越しいただきありがとうございます。
前立腺全摘出手術後、早いもので3年半が経過しようとしています。
半年ぶりの投稿になりますが、先日受診した第9回目の外来診察についてご報告します。
この記事でお伝えすること
前回からの半年間での変化は・・・
自覚症状としては発生頻度は低頻度ではありますが、以前の投稿でもご紹介した
朝の起床時に「尿道に針を刺した様な強い痛み」があげられます。
過去の投稿から
痛みを感じる規則性(条件)は・・・・
- 腸内にガスや便が溜まっている。
- 膀胱に尿が溜まっていて尿意をガマンしている。
- 無意識・意識的に関わらず「失禁しない様に尿道を締めている」状態を長く維持している。
上記の状態で布団から起き上がったり、椅子から立ち上がろうと「腹筋に力が加わる体勢」を取ると
失禁するのではないだろうか??と思うほどの「比較的強い痛み」を感じます。
主治医への相談
今回の外来診察にて、当症状について初めて主治医に申告しご相談しました。
相談結果につきましては、今回の検診結果の後に記載いたします。
本日の診察結果
いつも気にはなりますが、実際にその数値を告げられるのはドキドキしてしまうPSA値ですが
前回は0.010以下だったのですが、今回の測定結果は「0.013」。 前々回と同一値でした。
PSA値を告げられた後、すぐに『数値として前回より少し上昇していますが、
誤差の範囲と思って心配しなくて大丈夫ですよ。』と安堵できる説明をいただきました。
その他の変化点では、これまで継続的に上昇傾向にあった「中性脂肪」の数値が大きく改善されました。
前々回からの経過では、「179→232→65」 へと驚く様な数値に低下しました。
基準値が50~149がですので、そのことを鑑みると劇的に改善されたことになります。
前回の投稿で運動不足をあげていましたが、一念発起してウォーキングを再開しました。
概ねのウォーキング・データは・・・・
- 歩行距離:3.2Km~3.5Km
- 継続時間:32~34分
- 平均ペース:9分20秒/km
- 消費カロリー:159キロカロリー
ウォーキングは7月後半から一日おきに実施して来ました。
また食事では摂取するカロリーも併せてコントロールしました。
一日の摂取カロリー目標を1,500キロカロリーを基本として
【たくさん食べたい時は、たくさん動く】として摂取分のカロリーと
消費分のカロリーバランスを気にしながらの運動と食生活を維持した事が
功を奏したのではないかと振り返ります。
一般的には、成人男性の一日の2,100キロカロリー程度が標準らしい様です。
本日の工程
毎回の事ではありますが病院施設内の駐車場を確保すべく、早々に家を出発しました。
本日は朝に小雨が降った事と、休み明けの月曜日の朝である事と合わせて
交通渋滞に巻き込まれてしまいましたが、、途中から渋滞の解消され
到着予定時刻通りに到着でき、みごと駐車場ではポールポジションをゲット出来ました😁。
病院入口の受付開始時間は「午前8時15分」で前回と変更ありませんでしたが、
早めに出勤された受付嬢の方と入り口で目が合い「まだ早いですよね?」と
お声がけをしたところ「受付は未だですが、なかで椅子にお掛けになってお待ちください。」と
入館させてくださいました。
ご親切な対応に感謝しつつ受付開始まで待機しました。
診察
受付を済ませた後はいつものルーティンとなる採尿と採血です。
血液の検査結果は、採血後30分程度の時間がかかる様ですので再度待機です。
9時11分 なすBーが呼ばれ、約5分間程度の診察とご相談。
(いつもは1分程度で診察終了ですが・・・)
検査結果のまとめ
採尿と採血の検査結果を整理すると・・・・、
PSA値は前回の【0.010以下】から【0.013】に上昇しました。
変化分の0.003は検査誤差と判断できるとのことで「気にしなくて良い」範疇の
変化であるとのご説明をいただき安心しました。
また兼ねてより気になっていた中性脂肪値に対して、
心を入れ替えて「ウォーキングとカロリーコントロール」した成果として
中性脂肪値が【232】から【65】へと劇的な改善を達成することができたのですが
主治医は当変化に関しては全く関心を示しませんでしたね。(まぁ~管轄外ということでしょうか??)
一先ず安心しました
PSA値がわずかながら上昇しましたが前々回と同数値という事で安心した次第です。
再発について、当病院の見解を伺いました。
再発(再燃)の判断基準値は「PSA値が0.2以上」を示した時。
施術後5年間は6ヶ月毎のPSA値の変化を観察。
5年間で変化が無ければ、1年毎でのPSA値経過観察を術後8年まで継続し
PSA値の上昇が無ければ「定期検診は終了」とする。
但し、経過観察時のPSA値が良好でも将来において再発が無いことを保証するものではない。(ご尤も)
これまでの3年半はマズマズ順調と判断し、今後のこの状態が継続される様に精進したいと思います。
「尿道に感じる疼痛」に関する診察結果
今回の外来検診にて前立腺全摘出手術後に時々発生していた
「起床後の尿道の疼痛」について主治医に伺いました。
症状:起床時に尿が溜まっている状態で起き上がり、5~6歩歩きだしたところで
尿道に針で刺した様な疼痛を感じる場合がある。
いつ頃から:手術後(3年半前)から発生している。
但し、日中での発生は無い。
発生頻度:非常に低頻度で不定期。
痛みの時間:10秒くらい。
医師の見解:膀胱が加齢と共に柔軟性が低下し固くなり結果、拡張性が低下するため、
溜まった尿により膀胱の圧迫感が痛みと感じる場合がある。
尚且つ、痛みは膀胱周辺の臓器の痛みとして感じる場合もある。
今回の採尿・採血の検査結果では、配慮が必要な異常値は無く「非常にきれいな数値」のため
何らかの病巣が新たに発生している所見は見られないので、安心してほしい旨説明をいただきました。
根本的な解決策ではありませんでしたが、考えられる要因が提示されたので一先ず安心した次第です。
当件についても引き続き様子を見ていく事とする。
まとめ
早いもので前立腺全摘出手術後、ちょうど3年半が経過しました。
次回の診察は来年の5月を予定しています。
再発の不安は否めませんが、心配ばかりしていても何も解決しませんので、
出来る事を楽しみながら、これからの定期検診を通して経過観察していきたいと思います。
第9回外来診察の内容を投稿しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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