多肉植物の温湿度測定はラズパイにガンバってもらいます!
こんにちは。 いつもなすB-のガンバル日記にお立ち寄りいただきありがとうございます。
しばらく投稿が停滞していた主な理由は、以下にご報告する作業で手間取っていたためです。
以前に投稿した苔テラリウムも細々と継続していますが、最近流行となっている多肉植物に関心が高まり、
同居人には隠密にコソコソと買い増し続けた結果、いつの間にか仲間が増えてしまいました。
多肉植物の品種は、亜種や配合種を含めると無限にあるのではないかと思うほど数限り無く存在します。
先達のホームページやメルカリへの出品などを見させていただくと、その品種の多さにビックリすると共に
新たに買い増ししたいと思う気持ちを抑えるのに一苦労しています。
この記事でお伝えすること
はじめての越冬に備えて・・・
そんな中、多肉植物が大好きな暑い季節も終わり、寒い季節が間も無く到来します。
お迎えした多肉植物達は、はじめての「冬」を当家で迎えることになります。
なすBーは多肉植物に関しては全くの素人。
何に注意し、そのために何を準備する必要が有るのか?日々情報収集に目を見張っていますが、
まず第一には温度管理は必須と考え、コンピュータを活用して温度測定する事にしました。
温度管理の種類
多肉植物を育てる上で最低温度が5℃を下回る環境は絶対回避したいと考えています。
また15℃を下回る時期になったら春先までは多肉植物は室内に取り込んでお世話したいと思っています。
しかし感覚での気温測定は全く信用できませんので温湿度計を部屋に用意することにしました。
温湿度計を調べてみると色々な種類があります。
- アナログ式
- デジタル式
- 電源が必要か?否か?
100均ショップの温湿度計を買ってみました
廉価で販売されている温湿度計は「目安計」のタイプが多いようです、
目安計とは、言葉の通り目安として温湿度を計測する目的で使用する場合はこれで良しと言う事になります。
実際に購入してみての感想・・・、
今回はキャン★ドゥさんの温湿度計をお試しに1台購入してみました。
表示は目安という事ですが「普通に温湿度を見る分にはこれでも十分かな??」という印象です。
しかし今回は食品管理に求められる精度での温湿度管理を行うつもりはありませんが、
もう少しシッカリ測定したいなぁ~~と考えてました。
夜間の温湿度変化を見られないのはザンネ~~ン!!
今後一番、気になるところは「暖房機器を停止した後の夜間の温度変化」です。
せっかく温湿度管理するなら24時間/365日で測定したいなぁ~~と思ってしまいます。
しかし24時間/365日で温湿度計を見続けるほどの時間と労力は掛けられませんし、掛けるつもりもありません。😜
ITスキルを発揮
そこで元々のスキルを活用してコンピューターに24時間/365日で活動してもらう事にしました。
コンピューターは24時間/365日のお勤めでも「文句も言わず、モクモクと働いてくれる」働き者です。
今、世の常識になりつつあるモノのインターネット=IOT(Internet Of Things)を我が家で実践しようという事です。
モノのインターネット=IOTとは・・・
モノのインターネット(物のインターネット[1][2]、英: Internet of Things; IoT)とは、様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され(単に繋がるだけではなく、モノがインターネットのように繋がる[3])、情報交換することにより相互に制御する仕組みである[4][5]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
ラズパイを使おう!
24時間/365日の稼働を目指してコンピューターを選択する必要があります。
その選出に向けた検討項目は・・・・
- 24時間/365日 電源は上げっぱなしになる。
- 電気代の負担が軽い事
- 火災発生の懸念が少ない事
- 温湿度測定に適している。
- アナログデータの取り扱いが簡単
- 環境整備のしやすさ。
- 使用するパソコン環境(Windows, Linux)
そこで選択した機材は数年前に購入した「ラズベリーパイ モデル3B+」!!
色々と候補が有る中で過去に一度は飛びついたものの、飽きてしまった設備に再度チャレンジしようと思い立ちました。
当時は馴染みも無く、スキルが乏しかった事もあり上手に活用する事が出来ませんでした。😫
スキルは現在も停滞したままですが「改めての勉強」を兼ねて机の奥から引っ張り出しました。
正直、現行モデルに比較したら数世代前の機器となりますが、新たな投資も最小限で済みますので、
年金生活の道楽には丁度良いおもちゃかもしれません。
ラズベリーパイ (通称:ラズパイ) の機器仕様は・・・
Raspberry Pi 3 Model B+は、第3世代のRaspberry Piで、CPUクロックが1.4GHzに強化されました。
無線LANはIEEE802.11ac(5GHz帯)に対応し、有線LANはGigabit Ethernetに対応して
ネットワークの速度が高速化された事が売り言葉でした。😍
正直、新たな投資を最少化するための選択ではありますが・・・・。
環境整備
- ソフトウェアの更新
- 基幹ソフトウェア(Linuxに近いRasbianというソフトウェアです)
- 稼働アプリケーションソフトウェア
- ハードウェアの確認
- 部品が無くなっていないか(これが最重要項目でした😆)
基本的な動作仕様
- 温度、湿度、気圧を検知する。
- 測定データをlogとして出力する。
- 傾向をグラフなどで見える化出来る様にCSV形式でもファイルに出力する。
- 計測した各データを自動通達できるようにする。
- 毎時0分に自動実行し定期的に計測する。
- これで手間を掛けずに寝ている時間の温湿度変化も計測できます👍。
ハードウェアの動作確認
- 早速、問題発生!
- センサーのポートが開かない‼︎
- 原因1 信号線の断線
- しばらく使っていなかったので信号線が断線していてセンサー基板と信号不通になっていました。
- 原因2 ポート番号の不一致 温湿度検知プログラムの修正
- センサー基板のアナログポートの設定が変わっていた(???)ので修正。 過去には「この辺」で挫折したのかも???
- 原因1 信号線の断線
- センサーのポートが開かない‼︎
- 更に問題発生!!
- logが書き込めない。
- ファイルへのアクセス権の設定に不備がありました。
- logが書き込めない。
- 自動運転の設定はどうするんだっけ??
- 定期稼働させるソフトウェアの設定方法を復習です。
測定結果
定時に計測・報告される温度・湿度・気圧は下記の内容です。
下記の情報を自作通達されるので適時スマホから確認しています。
csvファイルで蓄積された自動計測データを表計算ソフトで見える化(グラフ)してみました。
お試しで早朝、午前5時30分頃から2分周期で温湿度を計測したところ、
朝方はそろそろ多肉植物にはキビシイ季節に差し掛かっている印象を持ちました。
まとめ
そろそろ多肉植物(特に夏型の品種)にとっては存続を掛けたキツイ季節が到来しそうです。
なすB-宅で初めて越冬する多肉植物達ばかりですので、無事に温かい季節が迎えられる様に見守りたいと思います。
今後の課題
お試しで測定した室外の温湿度を見て、室内温湿度とはかなり格差がある事を確認しました。
この結果から、温湿度計は室内・室外の両方に配備した方が良いかな??と考え始めています。
温かい春の到来を的確に知るためにも、室外に1箇所の温湿度センサーの追加を検討しようと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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